Item Number 28
◆最適な着用時期 10月〜翌年5月の袷頃◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません ◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、初釜、パーティー、ご挨拶、ご入卒・七五三のお付き添い、音楽鑑賞、観劇など ◆あわせる着物 色留袖、訪問着、付下げ、色無地など 絹100%・金属糸風繊維除く長さ約4.35m(お仕立て上がり時)柄付け:六通柄耳の縫製:かがり縫いおすすめの帯芯:綿芯「松」 本当に美しい作品に出会いました…抜群の締め心地を誇る経錦の地、そして見惚れる緯糸使いと高貴な金銀糸。
悠久の古典美を、現代シーンに落とし込んだ意匠力。
西陣名門の匠技を一条に結集したかのような作品。
お着物好きの方であれば、一度は耳にしたことがあるでしょう、名門・おび弘さんが織り上げた品格漂う袋帯をご紹介いたします。
滅多とご紹介できない経錦の希少なお品でございます。
中でも格段に美しい良色柄を厳選仕入れして参りました。
名門の名に相応しき、品格の和姿をお愉しみ下さいませ… 【 経錦 】 経糸に複数の色糸を用い文様を織り出した錦。
二色以上の経糸をまとめて一組とし、それぞれ経糸一本のように扱って整経し、 これに基本組織を織り上げる母緯(おもぬき)と、 文様をあらわすための陰緯とを交互に織り込む。
地組織には平織と綾織があり、平組織経錦は綾組織経錦に先行する。
中国漢代の錦は平地組織の経錦で、経糸に数色の彩色を用い、 雲気・霊獣文などを織り出す。
しかし、経錦はその組織上、色の違った糸を二重三重に整えねばならず、 その経糸の密なところから緯打ちが困難で、色数も限られる。
これらの点から次第に緯錦に代わった。
わが国でも飛鳥時代の遺品には漢代風の平地経錦があり、 奈良時代になると例えば「獅噛文錦」のような綾地経錦があらわれる。
千二百数十年前に途絶えてしまったと言われる織物、経錦。
地も文様もすべて経糸(たていと)によって織り出される織物のことを言います。
何色もの彩糸を用いて文様を織り出し、錦のなかでも、 最も古い歴史をもっているもののひとつでございます。
日本では、正倉院や法隆寺に7〜8世紀の遺品が数多く残されており、 その技術を駆使して織り上げられたのが、今回ご紹介のお品でございます。
女性らさしさを感じる、やや灰味がかった青藤色の帯地を基調に。
艶めく純白の絹糸とともに金銀糸を駆使して七宝の意匠を織り上げました。
確かな織技を実感させてくれる仕上がりは、やはり名門と言えるもの。
訪問着から色無地、付下げ、格高い小紋などに合わせて、 ぜひともセンス良く装っていただきたく思います。
西陣屈指の名匠が作り上げた、他には無い稀有な表情の逸品帯。
どうぞお見逃しなくお願いいたします。
袋帯のお仕立てはこちら (直接仕立て) 撥水加工をご要望の場合はこちら (ガード加工 帯) (パールトーン加工 袋帯) [文責:渡辺 健太] ▲ サブ画像をクリックすると拡大画像がご覧になれます。
Review Count | レビュー件数 | 0件 |
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Shop Name | ショップ | 京都きもの市場 楽天市場店 |
Price | 商品価格 | 398,000円(税込み) |